生命保険に入っていないというのは間違い
今の時代、私はまだ生命保険に入っていないという認識の方は多いと思います。
しかし、日本国民であれば既にしっかりとした生命保険に加入していることを皆さんご存知でしょうか?
ほとんどの方が生命保険とは何かをご存知ないため、この事実を認識しておりません。
なぜなら、認識されてしまったら保険に入らなくなってしまうから、生命保険会社がそこまで伝えないという現実があります。
生命保険とは何か?なぜ生命保険会社は認識されてしまうと困るのでしょうか?
こんな現実にメスを入れていきたいと思います。
社会保険とは一体何なのか?
では既に入っている生命保険とは一体何なのでしょうか?
まず、皆さんが日本国民であれば国民皆保険と言って社会保険に必ず加入していて、社会保険料を納めていることだと思います。
給与明細で左側の額面と右側の手取り額が違うのはこの社会保険料と年金が引かれているからです。
この社会保険がまさに皆様が「既に加入している生命保険」なのです。
このお金は一体どこに使われているのでしょうか?
どういったものがあるかというと、医療保障、所得保障、介護保障、障害保障、死亡保障、年金保障といった世界にも類を見ないようなしっかりした社会保障があるのです。
では、身近なところで具体的な説明をしましょう。
社会保険の社会保障とは?
例えば医療保障について。
CMなどでよく目にする医療保険はあまり必要ないかも知れません。
というのも、社会保障制度の高額療養費制度と付加給付制度があるからです。
例えば、医療費で100万円の治療費がかかったとしましょう、でも健康保険に加入していれば3割負担ですので30万円が自己負担になります。更に高額医療制度が適用されて月の自己負担額は最大でも8万円でいいのです。
ここから更に会社の健康保険組合に加盟されている方は自己負担額はさらに抑えられてしまうのです。
会社によって違いますが、だいたい平均で2万5千円の自己負担額になります。
これは、医療費が100万円かかろうが200万円かかろうが300万円かかろうが、自己負担額は2万5千円で良いということです。
働いて給料をもらっている方が、この2万5千円がどうしても払えないという状況があるでしょうか?
落とし穴のない保障制度
確かに、ここで人は医療費が出ても働けなくなったら収入がなくなってしまうのではないかという疑問が出てきます。
でも安心してください、国の保障でしっかりと所得保障を持っているのです。
これは、「傷病手当金」というものです。
働けなくなってから1年6ヶ月まで給与の3分の2が支払われるのです。
これには会社によっては「付加給付制度」が付いていまして80〜85%まで出るところがあります。
更にこの給付に対しては非課税になるので、働けなくなってから1年6ヶ月はほぼ間違いなく給与が出るのです。
こんな素晴らしい制度がありながらなぜ皆さんは知らずに高額な医療・所得保険料を払い続けているのでしょうか?
ほぼ使うこともなければ、保険組合が全て手続きをしてくれるので目にすることがないので知る機会がないのです。
そして、CMなどで認知度を上げて不安を煽り高額な保険料も手にするという保険会社の策略にはまってしまっているのです。
こんな身近な例はほんの一部です。
しっかりと自身の保障状況を認識して、必要なものと必要じゃないものを見分けて、必要なものだけに自分の大切なお金をかけてください。
そんな正しい話をわかりやすく説明できるような優秀な担当を探してみてください。
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